キャリアプランニング入門

キャリアプランニングを考える上で独立起業も視野に

経営者になるのもアリかも

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転職先がないのなら作ってしまえ!

転職したいなあと考えていてもなかなか自分の理想とする会社には出会えないものです。転職はしたい、でも妥協はしたくない。そんなときには自分で起業するということも、選択肢のひとつに入れてみてください。自分が経営者となれば、100%理想通りの会社で働くことだって夢ではありませんよね。

どうやって会社を作るのか

起業して自分の会社を作るということを難しく考えている人は多いかもしれません。しかし実は会社を作る、つまり法人を設立する手続きというのは、それほど複雑ではないのです。
例えば株式会社の場合、突き詰めると必要なのは登記費用だけです。法人登記に必要な流れとしては、設立項目を決定し、定款を作成・認証、その後登記書類を作成して、会社設立の登記を行います。そして最後に開業の届出をすれば、会社の出来上がりということになります。
登記費用としては、まず定款に添付する収入印紙代4万円。これは電子定款の場合は必要ありません。次に定款の認証手数料5万円。定款の謄本手数料が2000円程度に、登記の際の登録免許税が15万円が必要です。合わせて25万円程度だと思っておけば良いでしょう。
といっても、その書類の記入や手続きが大変なのでは?と思うかもしれません。確かに一連の流れには専門的な知識が必要です。しかしこういった手続きは代行してくれる業者がありますので、必要な知識と時間・労力が足りない場合は、代行業者にお願いすると良いでしょう。
この登記費用の他に、資本金を用意する場合もあります。実際の会社設立時の資本金としては、300万円程度が用意されることが多いようです。しかし必ずしも300万円必要だというわけではありません。初期にかかる費用と3ヶ月程度の運転資金を基本に、取引先の規模や信用力等も検討して決めると良いでしょう。平均的には登記とは別に400万円以上の資金を準備しておくことが多いようです。

社長になるデメリット?

起業をして自分が社長になった場合、そこには重い責任が発生します。会社に雇われる身だった頃とは違い、自分と自分の会社を保証してくれるものは何もありません。売上がなければ給料もないのです。そしてその会社の業績には、あなた以外の従業員の生活もかかっています。失敗は許されないのです。
しかし重い責任があるからこそ、あなた自身の理想を追い求めることも可能になるのです。自分の作りたい会社を作ることも、世界に名を残すような事業をやり遂げることもできるかもしれません。
大事なことは社長であるということではなく、どんな仕事をするのかということです。理想とする会社があったからこそ起業をしたはず。そのきっかけを忘れず、理想の実現に向けて邁進して行きましょう。

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